2011年8月20日土曜日

Thermal Scout

Winged Shadow SystemsのThermal Scoutに機能が追加されテレメトリ対応になりました。How High RT と同じく高度センサーがついたデバイスですが上昇するとラダーなど指定の舵を動かしてサーマルをパイロットに知らせる仕掛けになっていました。私も使っていましたが直線飛行させてサーマルを見つけるなど簡易用途には使い物になります。
新機能として昇降計のデータを電圧で出すことができるようになりました。1.6Vを境として上昇すると最大5m/sで3.0V、下降すると-5m/sで0.2Vと電圧の変化で上昇・下降を知らせます。またオーディオバリオとして直接音も出力できます。
FrSkyテレメトリで一番簡単に使うにはA1/A2の電圧ポートに接続するだけです。送信機モジュールの電圧監視トリガーを適切に設定しておけば上昇すればブザーが鳴るわけです。
FrSkyの送信機モジュールは監視電圧を2点設定できるので上昇の度合いにより音を変える、あるいは上昇、下降で音を変えるといったこともできるはずです。
Thermal Scoutはより頻繁にデータを送ってくるようなのでHow High RTの高度データとは別にテレメトリのバリオデータ源として使えます。高度から上昇下降を計算するより細かく昇降データが取れるはずです。取り急ぎ注文しました。
直接音を出す機能のほうは、ラジコンの機体から送信できるだけの出力のトランシーバは国内では自由には使えないので残念ながら役に立ちません。
この電圧での出力、送信機電圧が監視できる他のテレメトリシステムでもこれは使えるはずです。

FrSky純正のHub、高度センサーのほうは試した人の話を見てもデータが1m単位であったり使いづらいようです。センサーをつないだだけではだめなようですね。

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