2011年6月22日水曜日

オーディオバリオをしばらく使ってみて


組上げた音付テレメトリ高度計をしばらく使っていますがバグはないようで安定しています。How High RTがデータを送ってくるのは1m単位で1秒間に2回だけなので実際のオーディオバリオのようにスムーズな音はしません。メーカーのWinged Shadow Systemsにデータの更新頻度を上げるつもりはないのか問い合わせてみましたがこのHow High RTをバリオで使うことは考えていないようでした。すでにThermal Scoutというリフトがあるとラダーなど指定のサーボを振る仕掛けのデバイスを販売していますからね。これも使ってみましたが直線飛行中など単純にサーマルを見つけるだけなら役に立ちます。上昇の度合いや沈下がわからないので本格的なバリオにはなりません。

峠のスロープでも飛ばしたのですが意外な問題点を発見。目の下を飛ばすと高度が表示されません。これはHow High RTの仕様上マイナスの値は返さないのでしょうがない。上昇下降の具合もわからなくなるので残念です。

この手の気圧センサーは結構測定値がばらつくのですがHow High RTは内部ですでに平均を取っているのか安定したデータを送ってきます。そこでそれ以上テレメトリ表示側で平均をとっても表示の遅れが出るだけなので1秒(2データ)しか平均化していません。フィート単位でもデータを送らせることができるので約30cmの精度にできるわけです。プログラム書き直してどのような動作になるか試してみるつもりです。

ちなみに現在の回路構成図とArduinoのコードはRCGroupsのこちらに投稿してあります。

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