2011年5月16日月曜日

オーディオバリオ?


FrSky テレメトリ用高度計、ピエゾスピーカーからオーディオバリオ風に音を出すようにして何週末か飛ばしています。ソフトウェアも落ち着いたので基板にまとめました。プロポに取り付けるとこんな感じ。左側の小さいほうの液晶は今まで使っていたFlytronのFrSky Telemetry Displayです。

オーディオバリオは音で知らせる昇降計です。飛行中に高度を目で確認するのは面倒です。目を離すと機体を見失うほどの高さで飛ばすことも多いので危なくもあります。^^; 実機のグライダーでは音で上昇下降を知らせるオーディオバリオがよく使われます。パラグライダーの例ですがこんな音がします。
実際にオーディオバリオのついた機体を飛ばしたことがないのでよくわからないのですが上昇すると高い音、下降すると低い音で知らせます。上昇するときはパルス音になるものも多いようです。音が高いところにとどまりセンタリングをしてより上昇するところを探す、沈下に入ったら速度を出して抜けるわけです。サーマルがない時は無音です。要はプラスに入って上昇すればそれに応じた高い音が鳴る、沈下すれば低い音が鳴り機体も気分も沈むわけです。
実機では30年以上前からあるので昇降計からアナログ回路で音を出していたのでしょう。これをソフトウェアで表現するのは結構苦戦しました。Arduinoでは音はライブラリ(tone())を呼ぶだけで簡単に鳴らせるのですがHow High RTは1秒に2回しかデータを送ってこない。それを元に連続したスムーズな音を出すのは難しいです。また音を断続させるとなるとライブラリをあきらめて自分で組んだほうがよさそうです。この改良は今後に後回し。とりあえず音の出る高度計としておきます。

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