2014年4月20日日曜日

DashWare

春になってサーマルが増えてとても楽しいです。午前午後とも飛ばすたびに確実にサーマルが捕まえられます。特に先週日曜日は別格でした。冷えたところに急に天気がよくなったせいか、30m程度から捕まえて上昇できたり、午後2時過ぎなのに上空一面プラスということも。
その時のフライトはサーマルは強くはありませんが、大きいのに乗り200mあたりから700m超まで上昇。初めての高度なのでおろしたくなり、フラップを入れてスピードを上げた移動したくらいでは降りてこないのでダイブさせて脱出。


Mobius ActionCAMをHyper 2.3MEに貼り付けて撮っています。FrSkyのバリオFVAS-02HのテレメトリデータをTaranisのログに取り、あとでビデオと合成しています。

Taranisではログをオンにすると、SDカードのフォルダーに日付ごと、モデルごとのCSV形式のファイルで記録していきます。高度センサーしか積んでいないので、ほかには送信機のスティック操作、信号強度くらいしかログデータは入っていません。

ログデータのビデオへの合成はDashWareを使っています。テレメトリなどログデータを動画にオーバレイできるとてもユニークなソフトウェアです。有償で$49.99。しばらく前に見つけたのですがこれを機会に購入してみました。

時刻がわかるフィールドを持ったCSVなどテキストデータファイルであれば、割と楽にフィールドを割り当てデータをパースできます。画面上には豊富な種類の計器を配置できます。GPSロガーでの経路の表示なども楽にできそうです。バイク、車といったトラック競技の例をよく見受けます。

計器表示の機能は豊富で、新規の計器の作成や、既存の計器の変更はそれほど難しくなくできます。このビデオでは右のリボン高度計やバリオはDashWareについてきたものをレンジを変更したり、文字配置デザインを自分の好みに変更しています。後の細かいのは既存のつかえそうなデザインのものをコピーして作り直しています。

DashWareのビデオのエンコードは定番のffmpegを組み込んでいます。品質に文句は無いのですがエンコードは実時間以上かかってしまいます。プレビュー画面で問題なさそうならエンコードさせます。プレビューまでであれば無償で試せます。

昔EagleTreeのロガーが出てきたばかりのころ、3Dヘリのフライトにログデータをマップしたビデオを見たことがあります。それはビデオ編集でEagleTreeのログ表示画面をオーバレイさせるという手間がかかるものでしたが、簡単にできるようになって便利になりました。