2011年6月30日木曜日

EagleTree PowerPanel

Emeter IIが出る前に使っていたEagleTreeのMicro Logger。各種センサーなどオプションをけっこう購入したのですがその中にPowerPanelという外付けの表示装置があります。これはI2Cインターフェイスがついた薄いCOG液晶です。
これをArduinoで制御するスケッチが提供されました。詳しくはRCgroupsのDanal Estes氏のポストを参照ください。サンプルプログラムを試したら問題なく動きました。プログラムはWireライブラリを使ったものと、直接制御して少しコンパクトなものの2種類が用意されています。I2Cなので4本の配線ですみますし、Power Panelはプルアップ抵抗とか考えなくてもArduinoにつなぐだけで使えるのでとても便利です。
この手の薄い液晶はいまではStrawberry Linuxでもっと安く買えるようです。

2011年6月22日水曜日

オーディオバリオをしばらく使ってみて


組上げた音付テレメトリ高度計をしばらく使っていますがバグはないようで安定しています。How High RTがデータを送ってくるのは1m単位で1秒間に2回だけなので実際のオーディオバリオのようにスムーズな音はしません。メーカーのWinged Shadow Systemsにデータの更新頻度を上げるつもりはないのか問い合わせてみましたがこのHow High RTをバリオで使うことは考えていないようでした。すでにThermal Scoutというリフトがあるとラダーなど指定のサーボを振る仕掛けのデバイスを販売していますからね。これも使ってみましたが直線飛行中など単純にサーマルを見つけるだけなら役に立ちます。上昇の度合いや沈下がわからないので本格的なバリオにはなりません。

峠のスロープでも飛ばしたのですが意外な問題点を発見。目の下を飛ばすと高度が表示されません。これはHow High RTの仕様上マイナスの値は返さないのでしょうがない。上昇下降の具合もわからなくなるので残念です。

この手の気圧センサーは結構測定値がばらつくのですがHow High RTは内部ですでに平均を取っているのか安定したデータを送ってきます。そこでそれ以上テレメトリ表示側で平均をとっても表示の遅れが出るだけなので1秒(2データ)しか平均化していません。フィート単位でもデータを送らせることができるので約30cmの精度にできるわけです。プログラム書き直してどのような動作になるか試してみるつもりです。

ちなみに現在の回路構成図とArduinoのコードはRCGroupsのこちらに投稿してあります。

2011年6月15日水曜日

FrSky構成プログラム FrSky Config Program




FrSkyのテレメトリ送信機はRS232Cポートがついています。付属のRS232CケーブルでPCのRS232Cポートにそのまま接続できます。(送信機側、受信機側ともTTLレベルではなくRS232Cレベルの信号が出ています。)
FrSky社から簡単な設定・読み取りプログラムが提供されていますが使い勝手があまりよくありません。ハンガリーのHC1969氏はより使いやすいFrSky configというプログラムを書いて公開しています。
これによりテレメトリデータの表示(電圧ポートA1, A2、送信機、受信機のRSSI電界強度)ができ、また各電圧のアラーム設定が行えます。
こちらのページからダウンロードできます。ハンガリー語で読めないのでGoogle翻訳でのリンクを貼っておきます。オリジナルのページのURLはこちらです。VB6で書かれているようなのでWindows 7では動かないかもしれません。
(10/3 編集) 今のバージョンではWin 7も問題なくなっているようです。